「Qデー」間近、ネットで安全に情報送れる「暗号化」が解読される日が近い"データを今盗んで、後で解読する"攻撃は今も起きている…早めに対策を

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
パソコンでファイルを管理しているところ
現在の公開鍵暗号方式(RSA暗号など)を解読できる能力を持った“暗号解読可能な量子コンピューター”が登場する「Qデー」はいつ来るのか(写真:tadamichi / PIXTA)

現在、私たちは「暗号化」によって、インターネット上で情報を安全に送信することができる。暗号化とは、第三者が読めないようにデータを変換し、鍵を使って元の情報に複合するセキュリティ技術だ。

サイバー攻撃やセキュリティの最新動向など、その他の関連記事はこちら

この暗号が、量子コンピューターの登場によって近いうちに解読されてしまう可能性があることはご存じだろうか。

従来のコンピューターをはるかに上回る処理速度を持つ量子コンピューターは、さまざまな分野での活用が見込まれる一方、こうした暗号が解読されてしまうリスクなども指摘されている。

データを今盗んで、後で解読する「HNDL」

そもそも量子コンピューター自体は実用化されており、すでにクラウド経由で利用するQaaS(Quantum as a Service)と呼ばれるような市場が存在する。

だが、暗号の解読において脅威となるのは「暗号解読可能な量子コンピューター」であり、これはまだ実在していない未来の技術である。

次ページHarvest Now「潜伏するサイバー攻撃」
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事