株価乱高下の犯人はヘッジファンドじゃない

ぐっちーさんが読む、ちょっと先のマーケット

アベノミクスは元の木阿弥に…(日本雑誌協会代表撮影)

日本株に傾注しているヘッジファンドって?

当初から私はこの相場に懐疑的で、アベノミクスは「アベノミス」、などと茶化しているうちに、あれよあれよと株価が下がり、完全に元の木阿弥になってしまいました。某大手経済新聞はあれだけ持ち上げといて、下がるとなると連日ヘッジファンドが・・・・と騒ぎ立てますが、日本株に傾注しているヘッジファンドなぞ、一体どこのだれなのか、逆に教えてほしいくらいです。

アメリカでは大手も含め、アメリカの銀行がリーマンショック以降CDOという証券化商品に消極的になってしまい、ヘッジファンドの資金調達の道が閉ざされてしまい、集めた資金にレバレッジをかけて効率的に運用することができないのです。確かに報道通り、多数のアメリカのヘッジファンドがここ2~3か月のうちに来日していますが、その趣旨は日本株のチェックではなく、唯一潤沢な資金を持つ日本の金融機関に融資のお願いに来ているのが現実です。

さすがにおカネに困って日本に来ています、とは言えないので、「日本株はまだまだ買いだ」などとリップサービスしていますが、その実は融資が取れずに既存のファンドすら維持するのに四苦八苦しているのが彼らの実業です。

次ページえっ、ヘッジファンドのイメージが崩れる…
人気記事
トピックボードAD
  • インフレが日本を救う
  • 最新の週刊東洋経済
  • iPhoneの裏技
  • グローバルアイ
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
採用クライシス<br>就活ルール廃止の衝撃

経団連が就活ルール作りからの撤退を決定。採用日程は今後どうなるのか。中長期的なあり方を議論する間もなく、足元では超売り手市場の下、仁義なき新卒争奪戦が繰り広げられている。採用手法も人気業界も激変する中での各社の取り組みは……。