心が強い人は「孤独は妄想」と知っている 簡単な練習で、「独り=至福の時間」になる
「あなた、孤独ですね」といわれて、気持ちいい人はいないですよね。むしろ、ショックを受ける人が大半だと思います。
「孤独」は「人に好かれていない」証拠。人づきあいの希薄な自分には「価値がない」。何より「他人にそう思われることがイヤだ」――人が孤独を恐れることには、そんな心理が隠れている気がします。
はて、しかし? 一般常識にとらわれない自由人・ブッダなら、どう考えるでしょうか。きっと明るくこう答えるはずです――「ぜんぜん良いではありませんか」。
その真意は、「よいか悪いかは“孤独の使い方”による」ということ。今回は、孤独の「合理的な活かし方」を考えてみましょう。
孤独を「上手に使う」方法がある
そもそもなぜ「孤独」には、つらくて寂しいイメージがあるのでしょうか?
・話を聞いてくれる友だちがいない。思いを、ひとりで噛みしめないといけない――というつらさ。
・友だちの多い「ソーシャルな」人が大勢いる。リアルな人づきあいも、ネット上のつながりも、「こんなに頑張っている!」(ように見える)人たち。でも私は……というつらさ。
さらには、
・自分には、恋人も、結婚相手もいない……ということは、自分には魅力がないということ?(と考えてしまう)。
・このまま独りで年を取っていくのかと思うと、不安・寂しさが募ってくる。
といった思いもあります。こうした思いが、「孤独はよくないもの」というマイナスのイメージ(判断)を作り出しているように思えます。
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