<ミセス・パンプキンからのコメント>
人の悩みの70%は実現しない
アメリカの著名な統計学者の研究によると、人の悩みの70%は実現してないそうです。つまり悩みの30%が実現しただけで、7割は取り越し苦労だったことになります。
ある有名な精神学者の話ですが、相談者によっては、その相談事をすべて解決せず、悩みの少しを残して、つまり悩ませておくのだそうです。全部解決すると、また別のささいな悩み事を“作って”、悩んでいないと気が済まないタイプの人がいるらしいのです。
生まれたばかりの子どもさんが小学生になるまでにまだ7年、第1受験期を迎えるまでにまだ10年以上あります。ご主人が会社の合併や転職で、転勤のない役職や職に就く可能性もありますし、今のまま転勤が続いたとして、転勤族の子として転校を繰り返したおかげでたくましさが身に付き、勉強やスポーツに集中力が備わり、行く先々で友達ができる子に育つ可能性も十分にあるわけです。
山一証券が倒産するなど誰が想像したでしょうか。トヨタやパナソニック、ソニーでリストラが行われるなど、これらの会社へ就職したとき、彼らは予想だにしなかったでしょう。優秀だから大企業だからと、安泰である時代は終わりました。サラリーマンにとって何が起きても不思議でない時代に、永遠に転勤族であると信じて悩むのは、あまり意味がないように思います。
むしろ転勤のある会社だったからこそ、ご主人が仕事にやりがいを見い出し、同時に家族も養えていると家族中で感謝しているかもしれませんし、ご主人が単身赴任を選んでも妻子のほうが同行を望むようになっているかもしれません。
まだ子どもさんは生まれたばかり。これからどんどんかわいさが増し、毎日が刺激的で充実した日の連続ですよ。母親の豊かな心がそのまま子供に影響するとなると、悩んでいる間もないはずです。どんな状況にも対応できる健康な体と心の持ち主に育てるべく、まずは楽しく離乳食の研究ですね!
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