夫婦仲の悪さや転勤が子どもに及ぼす影響 人の悩みの70%は実現しない

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グローバル化が進む中、親たちは、子供を世界で通用するエリートに育てるため、日々、努力を重ねている。しかし、若手マザーの中には、子育ての仕方がわからず、周りの助言にも恵まれないケースも多い。そこで、一般的な家庭ながら、子供を国際弁護士、国際金融マン、海外著名大学教員、公認会計士に育て上げた著者が、読者の皆様からの子育て相談に回答する。
多感な時期に、子どもをどう育てればいいのか。親の悩みは尽きない(撮影:吉野純治) ※ 写真と本文は直接関係ありません

今回の連載からは、実際に子育てをするみなさんからいただいたご質問に答えていきます。子育てでお悩みのある方は、ぜひこちらのフォームから質問してくださいね。

 【子育て相談 Vol.4】 大学へ行くかどうかを、本人の意思に任せていいですか
 ミセス・パンプキンへの質問です。
 アメリカ在住です。こちらはさまざまな理由からホームスクールをしている人が多く、うちもそうしています(健康上の理由より)。娘は10歳でずっとホームスクールをしています。
 何をどう学ぶか自分でコントロールできるのはとてもいいのですが、その一方で責任は多大です。子どもは絵が好きで、将来、漫画家(アーチスト)になりたいと言っています。
 私は日本で東京六大学のひとつを卒業して、アメリカの大学院を卒業しました。夫も大学卒です。ですが、子どもが大学へ行くかどうか(行かせるかどうか)は本人の意志に任せようかなと思っています。ただ、大学卒なら仕事の選択肢が広がるのかな、という疑問はあります。
 オンラインの学校やクラスなどもどんどん出てきており、10年後にはどうなっているのか見当もつきませんが、子どものやりたいこと、選択肢を広げること、そして大学教育について、ご意見や経験をお聞かせいただけたらうれしいです。
 ミセス・パンプキンのお子様たちは、学校教育と職業との相関関係をどのように考えていらっしゃるのでしょうか。よろしくお願いいたします。
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