雨曇りの日本列島、女性の足元に注目! 「長靴」改め「レインブーツ」が今ブームに

20代を中心とした女性の間では、ラバー素材のロングブーツが今年の人気アイテムとなっている。ラバーブーツ=ゴム長靴ではなく、その名も「レインブーツ」。百貨店や専門店の店頭には、形はまさに「長靴」ながら、ラメ入り、水玉、花柄などの鮮やかなラバーブーツが並ぶ。売り場を訪れたある女性は、「鬱陶しい雨の日でも外出するのが本当に楽しみになる」と語る。カラフルなものやヒールのついたものが人気だが、黒や茶など、革のブーツのようなデザインのものなど、通勤でも違和感なく履ける商品もよく売れている。

数年前から「フジロックフェスティバル」などの野外音楽フェスで、ラバーブーツを履く女性が目立ち始めた。スコットランドのブランド「ハンター」のラバーブーツを履きこなす海外モデルの姿が、ファッション誌などで紹介されたのがきっかけだという。

その後、百貨店や専門店の店頭に、街なかでも履けるレインブーツが並んだ。今では、「グッチ」や「マークジェイコブス」といった有名ブランドからも発売されており、色や柄のバリエーションは増える一方。高島屋新宿店では今年、昨年の3倍もの品ぞろえで、梅雨シーズンを迎えるという。「今年は、昨年以上に色や柄のバリエーションが増えており、人気の色柄は、発売と同時に売れてしまう」(プランタン銀座)。

 あるアパレル関係者は、レインブーツ流行の背景には、「ブーツのオールシーズン化」もあると分析する。「スキニージーンズや、チュニックにレギンスなど、ブーツを合わせやすいスタイルが流行しているので、ブーツが冬だけでなく、通年で履かれるようになった」。また、レインブーツは、ノーブランドなら価格は1万円以下から。こうした値ごろ感も受けている。

最近では、雨の日だけでなく、晴れた日でもファッションとして履く女性が増えている。また、レインブーツ人気の高まりとともに、ラバー素材のパンプス「レインパンプス」も注目を集めるようになった。こちらももちろん晴雨兼用だ。
 
(堀越千代 撮影:今井康一 =東洋経済オンライン)

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