若手社員が今さら聞けないタクシーの乗り方 タクシー席の上座がどこか知っていますか

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しかし時間がなくて、仕事の資料を読んだり、メールのチェックや返信などをする必要がある場合、多少の会話を交わした後に、「すみません。事前に読まなくてはならない資料があるので、読ませてもらいますね」と言えば、運転手も心得てくれるはずだ。

7 「1万円札だけを持って乗らない」

タクシー代金を立て替えるのも、助手席に座った目下の人の役目だ。会社の経費でタクシーを使うのであればレシートをもらうのを忘れずに。

まれにお釣りの紙幣が足りないことがあるので、乗る前に1万円札をくずしておくと完璧だ。カードで支払いのできるタクシーも多くなっているが、対応していないタクシーもある。出張時には現金を多めに用意しておいた方が無難だろう。

迎車タクシーを長時間待たせてはいけない

8 「タクシーを早めに呼び出し過ぎない」

最後に、来客があって、その客の帰りのタクシーを呼ぶ場合。このとき、注意したいのは、お客様が帰る時間より早く呼び出し過ぎないことだ。

タクシー会社にもよるが、迎車の待ち時間を料金に含める会社もあれば、含めない会社もある。含めない会社の運転手はこの待ち時間に敏感で、10分も20分も待たせると、何も状況を知らないお客様に対して「到着したらすぐに来て下さいよ」と文句をつけることもある(実際、筆者はこのケースで、迎車の運転手に詰め寄られた経験がある)。この種のトラブルを防ぐには、お客様が帰る少し前にタクシーを呼び、タクシーが来るのを外で待つ。そして来たらすぐに知らせるという手順を踏むことが大切だ。

以上のことを意識しておけば、タクシーで困ることはないはず。実際にタクシーを使うことになったら、ぜひ思い出してみて欲しい。

杉山 直隆 オフィス解体新書・代表

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すぎやま なおたか / Naotaka Sugiyama

1975年生まれ。専修大学法学部卒業後、カデナクリエイト入社。ビジネス誌やビジネス書、企業の社内報・PR誌の執筆・編集を主に手がける。2016年に独立(屋号:オフィス解体新書)。社会人インターンシップ情報を紹介するブログメディア「30歳からのインターンシップ」を立ち上げ、取材活動をしている。共著に『課長・部長のための労務管理 問題解決の基本』『図解&事例で学ぶ入社1年目の教科書』『クイズ商売脳の鍛え方』など。

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