年収1700万円「26歳金融マン」の質実家計簿 将来に備えてガッチリと貯蓄していた!

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
バンカーの生活は、想像よりもシンプルで質素なものだった?
世間一般的には花形といわれる「年収1000万円」。
平成26年度の民間給与実態統計調査(出典:年収ラボ)によると、年収1000万円越えは日本の労働人口の4.1%。30代以下に限定するともっと比率は下がり、40,50代になると徐々に比率は上がるだろう。
年収1000万円プレイヤーはどのようなライフスタイルを送っているのだろうか。世間が思うような夢の暮らしなのか、それとも……? 取材を通して、彼らの実際の家計簿から支出傾向を探る。今回は、外資系投資銀行IBDに勤めるバンカーの家計簿をレポートする。

外資系投資銀行のバンカーの場合

<今週の1000万円プレイヤー>
名前:大輔(26)
職種:外資系投資銀行IBD
年収:額面 約1700万円(内訳:1200万円、ボーナス500万円)/月の手取り 85万円
住居:神保町のマンション(賃貸)
結婚:独身
「東京カレンダー」(運営:東京カレンダー株式会社)の提供記事です

「やめてください、全然、凄くなんかないんです。僕なんか、会社の奴隷ですよ」

やたらと恐縮した面持ちで語る大輔さんは、若干26歳という若い年齢で、年収1000万円を余裕で突破する超エリート。「時給にしたら、全然大したことないです……」。

大輔さん曰く、外資系投資銀行勤務は、噂に違わず、かなりの多忙らしい。深夜3時4時の帰宅は当たり前。12時前に帰宅することは殆どなく、土日に出勤することも多い。

「先日、日曜の朝に上司から仕事を頼まれて、出勤することになったんです。週末は私服で会社に行くんですけど、その日は、気づいたら月曜の朝になっていました」

次ページ今の給料は一時的なアブク銭のようにすら思える
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事