年収1700万円「26歳金融マン」の質実家計簿 将来に備えてガッチリと貯蓄していた!
多忙な独身男性にとっては、無駄な時間をロスしないための、堅実な選択肢でもあるようだ。
質素が売りのバンカー、唯一の浪費は…?!
交通費・駐車場代10万円:これだけは譲れない、唯一の浪費
タフな日々を送る大輔さんであるが、もちろん、そのストレスは計り知れない。
何度も会社を辞めようと思ったこともあるし、仕事以外の自由時間もほとんどなく、何のために生きているのか分からなくなり、途方に暮れてしまうことも度々あると言う。
「根本的に仕事は好きですが、やっぱり逃げ出したくなるときもあります。そんな中で、唯一心底リフレッシュできるのが、サーフィンをしている時間です」
土日どちらか、午前中だけでも休める日があれば、朝3時起きで海に出かけ、朝一で波乗りを楽しむという彼。サーフィン自体には、費用はほとんどかからない。サーフボードとウェットスーツは合わせて30万円弱。しかし、海に定期的に通うために必須なのは、何と言っても車だ。
幸い、ボーナスもほとんど使うことのない大輔さん。1年前、SUV外車の新車を現金一括で購入したという。
「駐車場代が月に5万円。これは大きな出費ですけど、ストレス解消しながら健康的に仕事を続けるには、やっぱりサーフィンだけは譲れないので」
駐車場代だけでなく、ガソリン代、高速料金など、車に付随してかかる固定費は、何だかんだと月々約10万円。「ほとんどの時間を、会社でPCと向かい合っているので、海に行って太陽の光を浴びるだけでも、かなり気分転換になるんです。この時間がなければ、たぶん仕事は続けられませんね……」。
ハードなワークスタイルを貫くには、やはり息抜きも重要なのだ。
衣服・美容費2万円:全く興味がない、時間も勿体ない
一見、爽やかなファッションでお洒落な好青年に見える大輔さん。サーファーらしく引き締まった身体には、スーツ姿もさぞかし似合いそうだ。
しかし。
洋服には全く興味がなく、ZARAやユニクロで適当に揃えているらしい。
「スーツや靴、時計なんかは一応良い物を揃えたり、たまに買い足すこともありますけど、私服もあまり着る機会はないし、本当にどうでもいいです」
また、1~2カ月に一回カットする髪も、美容院を予約するにはスケジューリングも面倒で、またそんな時間も、やはり勿体ない。重宝しているのは、駅地下などでたまに見かけるような、1000円カットの床屋だそうだ。
「外資系バンカー」という華やかな響き。
しかし、その多忙な日々の中では、何よりもタフさを要求され、如何に時間を有効活用しストレスを回避するかが重要となる。
その生活は、想像よりも、シンプルで質素なものであった。
「結婚?いや……。彼女は今もいますけど、忙しくて会えないと、いつも浮気を疑われてケンカになります。なので、微妙ですね……。本当に、そんな暇、ないんですけどね……(笑)」
ズバリ、苦笑いで締めくくった大輔さん。体調管理だけはくれぐれも気を付けて、頑張ってもらいたい。
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