最悪!「何でも自分でやりたい病」を治す方法 いちいち100点を目指してはいけない
「俺ばかりが仕事をして、ほかのメンバーは全然使えないよ」などと愚痴を言う人がよくいますが、それは自分自身が仕事ができないことを自慢しているようなものです。一人が仕事を抱え込んでしまうと、そこで仕事が滞留し、チーム全体の仕事が遅れる結果となります。
特に、あなたがチームのリーダーである場合は要注意。自分ばかりが仕事を抱え込んでしまって忙しくしていると、チームを動かすという最も重要な仕事をすることができなくなります。抱え込む必要のない仕事は手放し、ほかのメンバーに任せることが、チームの仕事効率を上げるポイントです。
忙しいことを「偉い」と思っていないか?
「デリゲーション」という言葉をご存知でしょうか。私の仕事環境では、わりとよく使われる言葉で、日本語では「委任」とか「権限委譲」という意味です。
世界的ベストセラーである『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)には、次のように書かれています。
「目標達成には、2つしか方法はない。自分でやるか、ほかの誰かにその仕事を任せるかだ。ほかの人に任せることをデリゲーションと言う」
リーダー、特に大きなチームや組織を率いるリーダーであればあるほど「デリゲーション」をうまく活用しなければいけません。
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