デキない人ほど「忙しいフリ」に走る真の理由 仕事の「やり方」が劇的に生まれ変わる時代
堀江貴文さんが書いたこの記事を読んで、強くインスパイされた。
最近飲食店経営について考えていること(ホリエモンドットコムブログ)
何が書いているかというと、堀江さんの知人の旅館や飲食業の方々が、非常に短い労働時間で大きな利益を上げ、余った時間を勉強や遊びなどインプットに充て、いい循環を生み出しているという話である。
「仕事をしているフリ」をする人が増えた
この話は、ぼくの実感とも深く通じる。近頃、とみに働く時間が短くなった。かといって、仕事がなくなったわけではない。アウトプットは、むしろ以前より増えている。前よりも短い時間(感覚としては半分以下)で、以前の1.5倍くらいの量をこなしているのだ。
なぜそれが可能になったかといえば、ネットに代表される各種の新しいサービスを使っているからだろう。あるいはスマホなどの最先端機器を駆使している。それで、ぼくだけではなく、ぼくの会社の社員も、非常に短い時間で仕事がたくさんできるようになった。
それにもかかわらず、世の中にはブラック企業やブラックバイトで、長時間働かされていることが話題になっている。そのため、ぼくの実感と世の中の動きとは大きな隔絶があるのだ。
ぼくは、なぜそうした隔絶が生まれるのか、ずっと考えていた。それで、これも堀江さんの本を読んでいて分かったのだが、それには、競争社会が深く関係しているのだ。競争に負けそうになっている人たちが、自分たちの存在意義を見失いかけている。そのため、長時間働くことで、それを担保しようとしているのだ。つまり、本当は仕事がないのに、無理矢理「仕事をしているフリ」をしているのである。だから、勢い長時間労働(のフリ)になるのだ。
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