自分で景気の先行きを読む方法を会得しよう

今こそ『会社四季報』先取りの好機

いよいよ大型連休(ゴールデンウイーク、GW)がやってきました。国内あるいは海外旅行や行楽地での楽しい休暇を多くの人々が心待ちにしていたことでしょう(東日本大震災の復旧復興がより加速度的に進むこと、そして、被災に遭われた皆さんが1日も早く日常の生活に戻れることを、誰もが忘れることなく、祈念したいと思います)。

株式市場では、例年、GW前後には、特有の相場状況になります。けれども、今年はいつものGW相場とは異なる展開になるのでは、と予想しています。それは、今年は、「何となく」街が活気づいている「かな」のように思えるからです。

この「何となく」と「かな」が今回のキーワードです。今回は、GW版として、少し欲張って、盛りだくさんの内容をお届けします。 いずれも、4月中旬からGW後にかけて、ぜひとも行っていただきたいお勧めの習慣です。多くの勝ち組投資家の皆さんが行っているはずの、相場を先取るヒントです。

先行指標よりも相場を先取るコツ

株式投資では、さまざまな景気の指標を活用します。
 景気指標の中では、とりわけ、「景気動向指数」が重要です。経験が豊富で、研究熱心な上級レベルの投資家なら、景気動向指数はもちろん、多くの指標に敏感なはずです。このコラムは、多くの株式投資初心者の皆さんにも愛読していただいています。そこで、「景気動向指標」の概要を簡単に説明します(本題ではありませんから、ここから、以下の*印まで読み飛ばし可です)。

景気動向指標とは、景気の良しあしを表す指標のうちでも、特に工夫された指標で、DI(ディフュージョン・インデックスdiffusion index)と略称されています。生産、雇用などさまざまな経済活動での重要かつ景気に敏感に反応する指標の動きを統合することによって、 景気の現状把握および将来予測に資するために、内閣府が毎月作成して公表するものです。景気に先駆けて動意を示す「先行系列」、景気と同時に動く「一致系列」、景気に遅れて動き出す「遅行系列」の3つがあります。詳しくは、内閣府のHPをご覧いただくとよいでしょう。 

次ページ景気動向指標を追いかけたくなるが…
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