四季報を秒速活用!株価3倍銘柄発掘法 あなたもカンタンにできる!

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読者のみなさん、坂田善種です。

このコラムでは、今日からすぐに始めることができて、成果が短時間で期待できる『会社四季報』の活用法を紹介します。では、さっそく始めましょう。

『会社四季報』はあなたの「お抱えアナリスト」

『会社四季報』は、あなたの「お抱えのアナリスト」です。早朝であろうが、深夜であろうが、休日であろうが、どんなときでも文句ひとつ言わずに、重要な情報を教えてくれます。

『会社四季報』は、およそ3500社の上場会社について、1ぺージにつき、2社の割合で、必要かつ十分な情報がコンパクトに整理されています。『会社四季報』の読者の多くは、株式投資を趣味とする個人投資家の皆さんです。

ですから、「必要かつ、十分な情報」というのは、株式投資のための情報、つまり、株式投資における会社選び(株式投資の場合、会社とはいわず、銘柄ということが多い)のため、そして、その選んだ銘柄をいつ売買するかのヒントを教えてくれます。つまり、銘柄選びと売買のタイミングの両方を教えてくれるのです。

とはいえ、最近は、株式投資という命の次に大切なおカネをやり取りする、株式投資において、『会社四季報』を使わない投資家も多くなったようです。また、同時にこのお抱えアナリストを使いこなしていない投資家も増えました。
そこで、このコラムでは、今日からすぐに始めることができ、成果が短期間で期待できる活用方法を紹介します。

東京デリカの大化けを事前にキャッチする極意とは

では、すでに大化け出世した銘柄で、個人投資家の話題になった銘柄の1つ、東京デリカ(9990)を取り上げて説明します。同社はバッグや雑貨の小売専門店。東京スカイツリーの関連施設である「東京ソラマチ」などにも出店しています。
同社が掲載されている『会社四季報』の既刊6冊を活用して、時系列に追っていく方法を紹介します。以下は2011年夏号(3集)から計6冊を用意しました。

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