四季報が予告していた野村と大和の株価逆転

3分でできる! 『会社四季報』活用法

今回は今までお話ししてきた過去6回分の『会社四季報』(以下、四季報)の矢印について総まとめをします。

「安く買い、高く売る」にはどうすればよいか

株式投資の極意は、「安い値段で買って、その値段よりも高く売る」です。
投資家は、この当たり前の投資鉄則を時折、忘れてしまい、ぐんぐんと株価が上昇しているときに飛びついて買ってしまうことがあります。

スーパーマーケットなどでは、1円でも安い野菜やミルクなどを買い求める消費者でも、株式投資になれば、動意付いて活況となった銘柄を、ついつい買ってしまいます。

ベテラン投資家でもこのワナに陥ることが多いようです。

では、安く買ってより高く売るという不朽の鉄則を貫くにはどうしたら良いのでしょうか。今回はこのコラムの新春号として、今年一年間の幸先のよいスタートを切るコツを紹介します。そして、初志貫徹をキーワードに利益を積み上げたいものです。

第2回目のコラムで取り上げたネクスト (2120)は一時1000円の大台に乗り、2か月足らずで上昇率約1.6倍を達成しました。まだご覧になっていない読者の皆様は是非とも第2回目をご覧ください。

ネクスト(2120)や、東京デリカ(9990、第1回コラムで紹介)では、四季報の変化率に注目をしてその時点で割安であると判定をして、その後3カ月程度で上昇トレンド入りすると読み解きました。

それだけ矢印は投資家にとって注目度バツグンの「ぱっと見指標」であることに変わりがありません。

次ページやっぱり四季報の矢印は頼りになる
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