東京テアトルを売却、98万円の損失に 上昇相場はどこまで続く?

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相場は堅調な展開が続いているが、達人はどんな取引をしていたのか。今回も内田氏の日記で振り返ってみよう。

【11月21日】 16時54分、1ドル82円台に円安進み、7カ月半ぶり安値。ワタミ(7522)の9月末権利確定の株主優待と配当が届く。私の両親は昨年頃からワタミの宅食(まごころおかず1食570円)を平日の週5日注文しており、その支払いに株主優待を使っているが、1カ月で1枚まで(1枚500円)しか使えないルールになっている。

このことを見るとワタミの経営に対する厳しさが伺える。ワタミの配当は1株当たり10円が年2回、優待内容は100株保有で6000円(500円券が12枚)が年2回。本日終値1724円の18円高。

三井化学と東京テアトルを売却

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【11月22日】 10時25分、三井化学(4183)を191円で1万株売った。買いは5月31日に200円で5000株と6月4日に180円で5000株。9月末の配当金3円はもらっているものの、やれやれ売り。14時12分、東京テアトル(9633)を105円で5000株売り、特定口座の損益ベースで97万5000円の損失確定。買いは06年9月4日に300円で。残りは、平均買値112.5円で1万株。

イスラエルとハマスが停戦で合意とエジプトが発表するが、日本航空(9201)は3540円の60円安。日経平均は5月2日以来9300円台回復、9366円の144円高。

【11月24日】NYダウは172ドル高の1万3009ドルと大幅高。2週間半ぶり1万3000ドル回復。週間値上がり幅は、421ドル。ドイツで企業景況感が改善し、欧州株が上昇したのを好感し、また年末商戦への期待、イスラエル、ハマスが停戦で合意し中東情勢も好感した。

【11月26日】 中古区分所有マンション投資のスター・マイカ(3230)を5万8400円で1株買う。11月本決算企業で、株主優待が1株で年1回、2000円相当の美容健康生活関連商品がもらえる。権利付き最終売買日は、11月27日だ。日経平均は一時9400円台を半年ぶりに回復。終値では3日続伸、9388円の22円高。
ビックカメラの株主総会へ、全品3%割引特別優待をもらう。

ビックカメラの株主総会でもらったおみやげとは?

【11月27日】10時、ビックカメラの株主総会へ行く。おみやげは、「全品その場で3%値引きの特別優待クーポン」が1枚。13時、SBIホールディングス(8473)のインフォメーションミーティング(個人投資家向け説明会)に初めて出席。おみやげは、北尾吉孝社長の著書1冊。そこで以前別のセミナーでお会いした「オール投資」(休刊中)の読者の方と数年ぶりに再会した。

18時40分、東証1部上場で橋梁・鉄構の老舗、サクラダ(5917)が破産手続き開始の決定を発表。四季報では有利子負債8600万円とあるが、10月31日現在の負債総額は26億9000万円。11月末日を期日とする決済資金の資金繰りのメドがつかず、自力での事業継続を断念した。本日終値13円の変わらず。東証1部企業にしては資本金19億円と小型株であるが、とても残念だ。

【11月28日】 NYダウは89ドル安の1万2878ドルと反落。「財政の崖」問題への対応が警戒されたようだが、これで相場が上下に振らされるとなると困ったものだ。日経平均も5日ぶり反落の114円安の9308円。

次ページ相場は堅調。だが、内田氏の物色は・・・
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