パリの男女の「性器周りケア」は、超先進的だ オープンに話せる土壌が、なぜ日本にない?

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近年、ようやく数種類の専用ブランドが輸入されるようになって、日本の若い人の中ではVIOゾーン(V=ビキニライン、I=外陰部周り、O=肛門周り)の全脱毛(ハイジニーナ)をする人も増えてきたと聞いています。

男性も何らかの処理をしている人多数!

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もっとも、パリジャンの都市伝説にこんなものがあるとか。「日本女性はあんなにメイクにも凝り、スキンケアバッチリなのに、UHがボーボーなのはなぜ? 日本じゃ八百万の神々がUHにも宿っているの?」。なんと、由々しきことではありませぬか!

実際に処置しているパリジェンヌは「衛生的だし、見かけもスッキリして美しい。セックスだってアグレッシブになって、自信がもてるようになったわ」と評判がいいようです。その大切なUHスタイルの詳細については、手前味噌ながらわたくしの「生涯男性現役」143ページをご覧ください。男性もかなり処置していますよ。

一方で「世界温泉研究家」を自称するわたくしは、100を超える施設とともに全裸の方々を、この眼で観察してまいりました。その所見によれば(エヘン)男性も何らかの処置をしている人がほとんどであります。ニッポンの紳士諸君、ご一考されてはいかがでしょうか。

岩本 麻奈 皮膚科専門医

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いわもと まな / Mana Iwamoto

一般社団法人・日本コスメティック協会代表理事。ナチュラルハーモニークリニック顧問医師など。東京女子医科大学卒業。慶應病院や済生会中央病院などで臨床経験を積んだ後、1997年に渡仏。美容皮膚科学、自然医学、抗老化医学などを学ぶ。現在は、パリの中心に居を構え、欧州大手製薬会社やコスメメーカーなどのコンサルタントを務める傍ら、さまざまなメディアを通して美容情報を発信中。3人の成人した息子がいる。著書は『女性誌にはゼッタイ書けないコスメの常識』『パリのマダムに生涯恋愛現役の秘訣を学ぶ』ならびにその携書版である『生涯恋愛現役』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)など多数。オフィシャルブログはこちら

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