次の『お寿司の解散』は、一貫のにぎりずしを、ネタ、わさび、米粒一つひとつと、バラバラに分解して見せている。「解散」によって、ものの成り立ちを明らかにしようというもの。おすし以外にも、本、器などが「解散」している。
笑いが絶えないのが、『ごちゃまぜ文庫』だ。本のタイトルの前半と後半が別々の積み木に書かれていて、それを自由に組み合わせて遊ぶ。「トムソーヤの人形」「マッチ売りの王様」「かちかち旅行記」「くるみ割りおじさん」といった珍妙な題名が次々に誕生していた。
さらに奥に進むと、100円で買えるものを集めた『なんでも100円分』がある。六本木の土地なら0.4平方センチメートル、水道水は711.7リットル、目薬は38滴……。それぞれ実際のモノが展示されている。
『デッサンあ』では、お絵描きを楽しもう。中央にペンギンの像やイスが置かれ、8個のモニターがぐるりと周りを囲んでいる。来場者はモニター画面に指でペンギンやイスをデッサンする。
描き終えたら画面上のボタンを押す。すると自分が今描いたデッサンが壁に大きく映し出される。家に帰ってパソコンからアクセスしても自分の作品を見られるし、USTREAMで会場のライブ映像を見ることもできる。
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