その部屋を出たところは「おりがみ」と「ふろしき」の体験コーナーだ。「1枚の紙、1枚の布はいろいろな使い方ができる。日本の伝統的なものづくりの中にもあるものです」と展覧会のディレクターを務めるグラフィックデザイナーの佐藤卓さんは言う。
モニター画面に映るお手本を見ながら、実際に手を動かして折ったり、包んだり。おりがみは「ふね」や「かぶと」、ふろしきは瓶やスイカの包み方など、各6種類がマスターできる。完成したおりがみを得意気に見せる男の子もいれば、大事にバッグにしまっているお姉さんもいた。
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