若手社員にも出来る「なじみの店」の作り方

常連さんの特徴は来店頻度と「気遣い」にある

「一人飲みだけなら、バーカウンターだけの店が入りやすいし、なじみ客にもなりやすい。でも、やはりちょっと何人かで飲む、というときは使いづらいですからね」というのは資材メーカーにつとめるAさん。「バーテンが店全体に目配せできるようなサイズで、しかし、カウンター席とテーブル席があって、フレキシブルに使えるような店がベターだと思います」(Aさん)

店のつくりと同時に雰囲気も重要だ。まずは1~2度、気になる店を覗いてみて、料理や値段も含めて自分にフィットするか、排他的ではないかなどを肌で感じてみる。ネットで探した店や、通りすがりにみつけた気になる店があれば、まずは訪れて店の様子を確認することがスタート地点といえるだろう。

顔と名前を覚えてもらうには

なじみの店をつくるコツ2「再度の来店をさりげなくアピールする」

「ここのなじみ客になりたい!」。そんな店を見つけたら、今度は店に顔と名前を覚えてもらうことにチャレンジしよう。

「良く行く店があるので、そこに行きますか」と知人を連れていき「どうも」と常連ぶったのに、店の人に「……(誰だっけ?)」といった顔をされたらたまらない。もちろん接客業だから、よほどのことがない限りそんな顔はされないだろうが、「……」が感じさせる一瞬の間は想像しただけで心が折れそうだ。

顔を覚えてもらうのに、最もスタンダードな戦術は言うまでもなく「頻繁に来店する」ことだ。

できれば、毎週同じ曜日の同じ時間に来店すると覚えられやすい。いきなりひとりでもかまわないが、最初は知人2~3人とのほうが入りやすいだろう。

コツは2回目の来店時にある。酒や食事をオーダーするときに「前に食べたときにおいしかったのでまたコレを」「先週伺ったときに気になっていたコレを」といった具合にひと言添えてみよう。

実に奥ゆかしいが、これによって、暗に「リピーターである」ことを店側に伝えられる。リピーターは基本的に多くの飲食店が喉から手が出るほど欲しい客。これによって自分の存在を強く印象づけられるはず。少なくとも顔はしっかりと覚えてもらえるわけだ。

ただ、顔に加えて名前まで覚えてもらうとなると、さらに来店回数が必要になる。そこで名前を覚えてもらえる簡単な方法は「何度か事前に予約する」ことだ。電話で名前を告げれば、店側は当然名前を記録する。そのうえで何度か来店すれば、自ずと顔と名前を一致して覚えてもらえるからだ。

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