英語でピンチのときに使える「時間稼ぎ」表現 これだけ覚えておけば安心!

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もうひとつ、よく使われるフレーズに。

I’ll have to think about that. ちょっと考えさせてください

 

というのもあります。これはThat’s a good/difficult question.と組み合わせて使ってもいいでしょう。

That’s a difficult question. I’ll have to think about that. (難しい質問ですね。ちょっと考えさせてください)

 

アイデアが思いつかないというのを口で言ってしまうこともできます。

I can’t think of any good examples off the top of my head. (この場でパッといい例が思いつかないです
I can’t remember the name of the product off the top of my head. (いますぐにはその製品の名前を思いだせません

 

off the top of one’s headは「その場でパッと思いつく」というようなニュアンスで使います。「じっくり考えたり、きちんと調べたりすれば分かる」ということが暗示され、「いまはちょっとわかりません」という意味になります。質問に対する返答として、notをつけて使用することもできます。

A: Do you remember the person’s name? (その人の名前、覚えてる?)
B: Not off the top of my head.いまはちょっと出てこないなぁ

 

このフレーズは、自分の答えが不確かなときのことわりとしても使うことができます。

Right off the top of my head, I’d say about 300 people. (いまこの場でパッと考えただけですが300人くらいだと思います)

 

rightをつけると、少し強調した感じになりますが、付けても付けなくてもどちらでも構いません。

タロウさんのプレゼンテーション練習も無事に終わり、あとは本番を迎えるだけとなりました。プレゼンテーション本体は初めからすばらしい出来でしたし、質疑応答もかなりたくさんの質問を想定して練習しましたので、準備は万端です。

Taro, I’m sure your presentation is going to be great! (タロウさん、ものすごくいいプレゼンテーションになりそうだね)と筆者が声をかけると、タロウさん、Well, how can I put this positively?…maybe. (ええと、どう言ったらポジティブでしょうか…かもしれませんね)と冗談を言っていました。もう大丈夫そうですね。

箱田 勝良 英会話イーオン 教務部 チーフトレーナー

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はこだ かつよし / Katsuyoshi Hakoda

1972年静岡県熱海市生まれ。1995年筑波大学国際関係学類卒業、株式会社イーオン入社。

講師として、これまでに約1万人を教える。スクールの講師を経た後、法人部教務コーディネーターとして、多くの企業の研修カリキュラム企画と講師を担当。楽天の社員の英語力研修も担当した。TOEIC(R)テスト990点満点、実用英語検定1級。

学生時代には1年間の留学以外には海外経験なしで、日本に住み暮らしながら英語力を飛躍的にアップさせた。その自身の経験を基に、現在は教務部のチーフトレーナーとして、イーオン全体の講師の研修やカリキュラム立案に関わる。

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