英語でピンチのときに使える「時間稼ぎ」表現 これだけ覚えておけば安心!

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ネイティブスピーカーもよく使う表現ですので、副詞のないバージョンと一緒に覚えておきましょう。

タロウさんに、返答に詰まったときのアドバイスとしてこれらのフレーズを教えると、喜んでさっそく翌週のプレゼンテーションの練習で使ってくれました。黙って考えているより、数倍、好印象です。ところが、惜しいことにフレーズを間違えて、

What can I say?

 

と言ってしまったのです。日本語の「なんて言えばいいだろう」という訳に引っ張られて間違えてしまったみたいなのですが、これはHow can I say this?とは別のニュアンスになるので注意しましょう。

What can I say? (なにも言えません)

 

これは反語的に用いて、「私は何を言うことができるでしょうか、なにも言えません」という意味になります。「何も言うことがありません」「説明できません」という感じで、言い訳や説明のしようがないときや、相手からのほめ言葉や質問に対してうまく返答のしようがないときに使ってください。

間違いやすいので、もう一度書いておきますが、時間稼ぎで「なんて言ったらいいだろう」と言うときはWhat can I say?ではなく、How can I say this?です。間違えないように気をつけましょう。

また、別の表現で時間稼ぎをすることもできます。相手からの問いかけに対して、長い説明やいくつもポイントのある返答をするときは、

Well, where should I start?そうだなあ、何から話そうかな

 

というフレーズも便利です。「どれから話そうかと迷っています」というのを相手に伝えて、時間を稼ぐことができます。日本語でも同じように言うので、イメージしやすいと思います。

このフレーズは、トーンによっては「(どれから話すか迷うほど)たくさんあるよ」という感じのニュアンスでも使えます。Is there anything you want to say to me? (私に何か言いたいことがありますか)と聞いたときに、相手にWell, where should I start? (さぁ、何から話そうか)と言われたら、「どれだけたくさんあるのだろう」、「そんなに言いたいことがたくさんあるのか!」と思いますよね。こちらのニュアンスも覚えておくと便利です。

質問を褒めているとは限りません

聞かれた質問にすぐに答えが思いつかないとき、ネイティブスピーカーはよく

That’s a good question.いい質問ですね

 

と言います。もちろん、本当に質問を褒めていることもありますが、たいていは答えが思いつかないときに反射的に言っています。これも時間稼ぎには便利な表現です。相手がこれを言ったときに、間違えてThank you.なんて言わないように気をつけてください。

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