ワインの「宅飲み」素人はこれだけ知っておけ おカネのかけ方から保存、味わい方の超基本

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
何も考えずに選んでいませんか?(写真:わたなべ りょう / PIXTA)

ワインは嫌いじゃない。

それでもはっきりいって、スーパーやワインショップでどのワインを選んでいいのかわからない。値段による味の違いがわからない。だからいつも「金賞」とか「店長のおすすめ!」っていうPOPのついたものばかり選んで買っている。

そんな方のために、『図解 ワイン一年生』の著者であり、生粋のアニメオタクであり、小さなワイン酒場のオーナーソムリエである小久保尊氏が、“ワイン”という西洋絵画のように複雑でとらえどころのない存在を、まるで8ビットのドット絵を描くかのごとく、オタク目線で単純化して説明します。

普段より、ワインにおカネをかけてみよう!

「安いワインと高いワイン、飲み比べてみても違いがわからない」という人は多いはず。なぜなら、ワインには「わかりやすくおいしいワイン」と「わかりにくくおいしいワイン」があるからです。

ワインに慣れていない人は、たいていジュースっぽい、やや甘い「わかりやすくおいしいワイン」を好みます。「わかりやすくおいしい」ワインはたいていリーズナブルで、高級なワインはたいてい「わかりにくくおいしい」ものです。

いずれにせよ、“おいしいワインに当たる確率”はシンプルに価格に比例します。大事なポイントは「高ければ高いほど、どんどんおいしくなる」わけではなく、「高ければ高いほど、ハズレの確率が確実に減っていく」ということ。

では、どれくらいおカネをかけると味が変わるのか。ざっくりと「これくらいの価格帯だったらだいたい確率は同じ」というランクをご紹介します。

次ページ値段別“おいしいワインに当たる確率”はこれぐらい
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事