北朝鮮でも自分のスマホで、国際電話できた!

爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉氏が実証

弾道ミサイル発射や核実験などで、世界の批判を浴び、孤立感が高まる北朝鮮。一方で、携帯電話やインターネットの接続など、情報網を外国人に開放し始めたという報道もある。本当にそうなのか。今年2月、ミュージシャンで人気グループ「爆風スランプ」のドラマーとして有名なファンキー末吉さんは、実際に平壌空港から入国した際にSIMカードを購入。自分の携帯端末で通話した。「論より証拠」とばかりに体験したファンキー末吉さんに、北朝鮮の携帯電話やネット事情について聞いた。

 ――今回の訪朝の目的は何ですか。

私はこの8年間、平壌市内の高校にある軽音楽部に向けて「ロックプロジェクト」というものをやってきた(詳細は『平壌6月9日高等中学校軽音楽部 北朝鮮ロックプロジェクト』という本にまとめられている)。自分が好きなロックを、北朝鮮の子どもたちにも感じてもらおうというプロジェクトだ。今回も、そのプロジェクトの一環として訪朝した(詳細はこちら)。

空港にSIMカード販売ブースが設置

――これまで、訪朝した外国人が所有する携帯端末は、すべて空港で預けなければなりませんでした。

私も「携帯電話が平壌で使えるようになった」という話は聞いていた。だが、入国審査の際に、前にいた中国人観光客が預けていたので「やはり変わっていないのだな」と思い、そのまま担当者に預けた。すると、出迎えに来てくれた案内員(北朝鮮に入国する外国人には、現地の案内員がつく)が「預かり証をもらったか」と聞いてきたので、もらっていなかった私は預かり証を受け取りにいった。すると、案内員が「この人は市内で携帯電話を使うから、持ち込ませてほしい」と言ってくれたようだった。それで、自分の携帯電話を戻してもらった。

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