北朝鮮でも自分のスマホで、国際電話できた! 爆風スランプのドラマー、ファンキー末吉氏が実証

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――情報端末に関する技術では、他国と差がないように思えますね。

その通り。私が不思議に思うのは、ミサイル発射や核実験などで国を孤立させる一方で、携帯電話やパソコンなどのITの分野をはじめ、逆に外国人に門戸を開くようなことを北朝鮮が行っていることだ。このギャップは何か。政治や経済の専門家から話を聞きたいぐらいだ。

日本は、北朝鮮に関する情報を忌避するような雰囲気が感じられるが、逆に北朝鮮はどん欲に外国からの情報を得ようとしているのではないか。実際に、私が教えている高校生たちの楽器演奏も、訪朝するたびに教えていないプレーを覚えて実際に弾いていることがわかる。北朝鮮は、外国の情報をしっかりつかんでいると思わざるを得ない。(ファンキー末吉氏によるタブレットPCの紹介はこちら

福田 恵介 東洋経済 解説部コラムニスト

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ふくだ けいすけ / Keisuke Fukuda

1968年長崎県生まれ。神戸市外国語大学外国語学部ロシア学科卒。毎日新聞記者を経て、1992年東洋経済新報社入社。1999年から1年間、韓国・延世大学留学。著書に『図解 金正日と北朝鮮問題』(東洋経済新報社)、訳書に『朝鮮半島のいちばん長い日』『サムスン電子』『サムスンCEO』『李健煕(イ・ゴンヒ)―サムスンの孤独な帝王』『アン・チョルス 経営の原則』(すべて、東洋経済新報社)など。

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