超速!英文メールは「型」を覚えるのが9割 もうパソコンの前でフリーズしない

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日本語でもよく使うのに、知らない人が意外と多い「あなたの都合に合わせます」は、どのように言うかご存じでしょうか?

~の都合に合わせます。 I can adjust my schedule around ~.

例)I can adjust my schedule around yours.(そちらのご都合に合わせます)

たいていaround yoursの形で使われる決まり文句です。「私のスケジュールをあなたのスケジュールにアジャスト(合わせる)します」、ということですね。

では、一度アポを取ったものの、急用で都合が悪くなってしまったときには、どのように言えばいいのでしょう?

~日は都合が悪くなってしまいました。 I’m sorry but I won’t be able to see you on ~.

例)I’m sorry but I won’t be able to see you on September 23.(9月23日は都合が悪くなってしまいました)

英語ははっきりと意見を伝える文化圏の言葉ですが、それでも伝え方には配慮が必要。いきなり「会えません」と言うのではなく、文頭にI’m sorry butをつけることで、表現をやわらげることができます。onは先ほども説明した、日付を表す〈on+序数〉on。日付以外の時の表現を入れる場合は、onをカットして「…see you tomorrow.」などとします。

社内メールにも使える、質問・報告の表現

今度は活用の幅が広い、質問と報告の表現を見ていきましょう。まずは、進捗を尋ねたり報告したりするときの表現を、セットで2つ紹介します。どのような仕事でも「いつまでに」という締め切りを伝えるフレーズは、押さえておくと便利です。

~はいつ用意できますか? When will ~ become available?

例)When will the report become available?(リポートはいつ用意できますか?)

遅くとも~までに終わらせます。 We will finish it by ~ at the very latest.

例)I will finish it by Friday at the very latest.(遅くとも金曜日までに終わらせます)

先ほどのavailableがまた出てきました。ここでは「入手可能な」の意味で使われています。そのまま回答するならIt will become available by tomorrow.(明日までに用意できます)とすればOKですし、下の型のような表現も使えます。at the very latestは「遅くとも」。こちらも使いこなせると便利です。

次ページ書き出しと結びこそ「型」で
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