つまり、「おもいでばこ」では利用者が頑張って整理する必要がないということ。スマホで撮った写真も、一眼レフカメラで撮った写真も同じように扱って表示する。このわかりやすさが「おもいでばこ」の魅力。写真を転送するだけで手間なく管理してくれるというわけだ。
後は、カレンダーをめくるように閲覧したり、写真を探したりと探索できる。筆者宅でも子どもの昔の写真を思い出したように見たくなることがあるが、時系列なので目的の写真を素早く見つけ出すことができる。そのまま子どもの写真に見入ってしまうなど、時短にならないところもあるのだが……。
また、いざというときのために写真をバックアップする機能も用意。として複数のスマートフォンやデジカメの写真をまとめる先として、「おもいでばこ」は非常にオススメだ。
プリント写真をiPhoneでスキャンする
子どもが小学校や幼稚園に通っていると、遠足や運動会などのイベント後には、プリント写真をもらってきたり、買うことがある。
そして困るのがこのプリント写真の扱いだ。昔ならアルバムに張って整理していたかもしれないが、現在は写真のほとんどをデジタルで管理している。学校などのイベント写真だけをプリントのままで整理するのは面倒なのだ。
かといってそれをいちいちスキャナーなどで取り込むのも手間が掛かる。時短的にオススメしたいのが、PFUの「Omoidori」(実勢価格1万2800円)だ。これは、iPhone(5/6/6s/SE)を取り付けることで、プリント写真を高画質に撮影できるコンパクトなスキャナー。
使い方は非常にシンプルで、プリント写真の上に本体を置いて、専用アプリで撮影するだけというもの。集合写真などで使われることの多い2Lサイズは、左右に分けて撮影して合成する。
単にスマートフォンのカメラでプリント写真を撮影したときと異なり、影や光の反射が入らず、キレイな写真として保存できるのだ。アルバムの古い写真なども張ったまま撮影して、高いクオリティでデジタル化できる。
プリント写真がたまってきたらこの「Omoidori」で撮影するだけで写真のデジタル保存ができる。後は、前述の「おもいでばこ」などに転送してしまえば、そのほかの写真と一緒にテレビで閲覧できるようになるというわけだ。
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