リオ五輪、ロシア不在の陸上は米国が圧勝か 米国選手からはライバルの不在を悔やむ声も

8月11日、リオデジャネイロ五輪の陸上競技では、ロシア選手が不在のなか、米国が圧倒するものと予想される。写真は五輪会場で撮影(2016年 ロイター/Kai Pfaffenbach)
[リオデジャネイロ 11日 ロイター] - リオデジャネイロ五輪の陸上競技では、ロシア選手が不在のなか、米国が圧倒するものと予想される。ロシアは過去3回の陸上競技では、いずれも2位のメダル数を獲得していた。
米国はロンドン大会では28個のメダルを獲得。今大会は女子棒高跳びのエレーナ・イシンバエワ、男子110メートル障害のセルゲイ・シュベンコフなど第1人者のロシア選手が出場停止のため、さらなる躍進が見込まれる。
ロシアは3月の世界室内選手権でも出場停止となり、米国は2位エチオピアに18差の23ものメダルを獲得していた。
一方、米国選手からはライバルの不在を悔やむ声も聞かれる。男子110メートル障害のデボン・アレンは「アスリートとしては、いつでも最高の選手と競争したい」とし、世界選手権王者のシュベンコフと戦えなくて残念と話している。
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