テスラ「モデルS」の長距離走行は何が魅力か スーパーカー並みの動力性能を堪能する

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なんてことを考えながら、一路西へ。大阪の中心から阪神高速に入り、そのまま中国自動車をなぞる。でもってそこから山陽自動車道出口の福山西インターまで突っ走るというルートだ。

モデルSは大容量バッテリーを搭載

テスラ専用充電器“スーパーチャージャー”

モデルSは最新のP90DL。90kWhの大容量バッテリーを搭載し、967Nmものパワーを披露する。Dは「デュアルモーター」。つまりは4WDだ。前後のアクスルにモーターを取り付けることでそれを実現した。4つのタイヤにトラクションをかける優位性を具現化したといったところだろう。ちなみにLは「ルーディクラス」。オプション設定となるが、“馬鹿げた”というその言葉の意味通り、0-100km/hは3.0秒というスーパーカーも置き去りにしてしまうほどの速さを披露する。

高速道路はモデルSの得意ジャンル。電気自動車ならではの太いトルクで効率的にクルマを走らせる。アクセルのムダな操作なく、一定速度での高速クルーズだ。しかも、前車追従型のオートクルーズを使えばなおさら高効率を目指せる。必要なトルクを必要なときに発生させ、それ以下もそれ以上もしない。0km/hの完全停止状態まで対応するから一般道でも十分使えるが、高速道路ならな快適だ。

なんて感じで高速走行を進めていたら、途中にテスラ専用充電器“スーパーチャージャー”があることを確認した。せっかくのテスラ旅なので、それも体験することに。場所は倉敷。エディオン倉敷本店の駐車場にある。走り出してから2時間30分ということもあり、ここで30分の充電のため小休止。ちょっとしたオツなカフェが欲しいところだが……少し歩いてファミレスでノドを潤すことにした。

今回訪れたベラビスタ

倉敷のスーパーチャージャーから今日の目的地であるベラビスタまでは、ほんの1時間のドライブとなる。高速を下りてからナビに従って海に向かえば、高台のベラビスタに到着する。もはや知っている方も多いと思われるが、モデルSのナビはグーグルマップである。使い方は至ってシンプルだ。

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