実録・上司からの困ったプレゼント! 一応お礼は言いますが、本音はNGです

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「こちらは、中国好きの上司からもらったレアものの万博の記念品です」

こういうのも困りますね。「レアもの」と自信を持ってプレゼンする上司の顔が浮かぶと、何だか申し訳ない気持ちに襲われて捨てるに捨てられないんです。

「隣は、昆虫マニアの上司からもらった虫モチーフのブローチです」

ちなみにこの女性部下さんは大の虫嫌いだそうで。お気の毒さまです…。

「そしてこちらが……」

実はこのお店に入って来たときからずっと気になってたんです。大きすぎますよね。この鉢植え。

このように鉢植えなどの植物は、園芸が好きな方なら楽しめるとは思うのですが、そうでない方はその後の処理に困るでしょうね。中には草花を枯らしてしまうのは「自分がダメな人間、冷たい愛情の薄い人間に思えてくる」という人もいるようなので、そんな思いをかわいい女性部下にさせないよう、くれぐれもご注意ください。

最近急増中の困ったプレゼントは…??

さらに、店主の骨董品屋では急激に持ち込みが増えているものがあるそうです。それはなんと「Facebookのお友達申請」なのです。

確かに部下側はプライベートと仕事は分けたいと思っていても、上司からの申請なら、承認しないわけにいかないですものね。近頃は「ソーシャルメディアハラスメント」“ソーハラ”なんて言葉もでてきて、ますますSNS上での職場の人間関係には苦慮することなりそうです。

いかがでしたでしょうか?今日は「男性上司からもらって困ったもの」のアンケートからお届けしました。しかしこれを読んでいただいた皆さん。「もう女性部下には何も贈らない!怒!」なんて、どうか言わないでいただきたいのです。

そもそも男性から女性へのプレゼントというのは、通常は「好意の表明」であって、特に贈る側からすると「労いの気持ちを表し、成果を出している女性部下に感謝の意味を込めて」と贈っていると思うのです。今までさんざん「もらって困る物」を紹介しましたが、それでも、男性上司の温かく優しい気持ちは、女性部下に必ず届いていることをお忘れなく!

なぜなら、今回のアンケートでは結局、このような回答結果に行き着くからなのです。「上司からもらって困るモノはたまにあるけれど、それでも気持ちはすべてうれしいです!」

太田 彩子 「営業部女子課」主宰

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おおた あやこ / Ayako Ota

一般社団法人 営業部女子課の会 代表理事(「営業部女子課」主宰)。早稲田大学卒業後、リクルート・ホットペッパーの企画営業として社内表彰であるMVP制度にて表彰を複数回受ける。その後独立し、ダイバーシティプロジェクトや女性活躍支援に携わり、のべ5万人以上の女性営業を支援してきた。2009年より営業女子のための応援コミュニティ『営業部女子課』を全国で展開し、営業女子の活躍を目的とした勉強会やイベントを開催。NHK「グラン・ジュテ」や日本テレビ「news ZERO」、日経新聞などメディア出演多数。代表著書に『売れる女性の営業力』(日本実業出版社)、『1億売るオンナの8つの習慣』(かんき出版)、『営業女子 働き方の基本がわかる教科書』(プレジデント社)などがある。内閣府特命担当大臣表彰「平成28年度女性のチャレンジ賞」受賞。日本政府主催「WAW!2016」アドバイザー。株式会社ベレフェクト代表取締役。アライドアーキテクツ株式会社社外取締役。太田彩子ブログはこちら。営業部女子課サイトはこちら

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