世界の大富豪がこぞって買う特別な車たち

よく知られたブランドが造ったレアな1台

天下無敵のモンスターGクラス。ただでさえ高い走破力を誇るGクラスのオフロード性能を、特別なサスペンションシステムを採用することでさらに高めた特別な1台。5月31日までの期間限定車で、アジアでは日本のみで販売された。3510万円。メルセデス・ベンツG550 4×42(フォー・バイ・フォー スクエアード)

リッチなカー野郎たちが、いまクルマに求めているものとは何か。市販車では満足できない彼らの欲望を満たす想像を超えたスペシャルな1台、エクストリームなクルマたちを紹介する。

どうせ買うなら“特別”が得 !?

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

ユニーク=独特。他にない、ということ。転じて風変わり、の意味にも使うけれども、世界のクルマ好きミンテッドたちがせっせと買いあさっているのは、単に風変わりなだけのモデルなんかじゃなく、“世によく知られたブランドが造ったレアな1台”、だ。

例えば先だって、メルセデス・ベンツが発表したG550 4×4スクエアード。期間限定販売で、お値段3500万円以上にも関わらず、早くもお金持ちの熱い視線を集めまくっている。理由はシンプルだ。セレブ御用達の、もはや定番というべきGクラスでありながら、ひとめで“他とは違う容姿”を持っていて、そこから誰もが容易に“次元の違う高性能もしくは高機能”を想像することができるから。

6ドアのアウディ・A8。リムジン化も昔からよくある特別仕立て。A8 Lをベースにホイールベースを1m以上延長した。全長は6.4mでマイクロバス並み。顧客の注文を受け、メーカーが1年かけて造ったワンオフモデルだが、 ロールズやベントレーではなくアウディで、というところがまさにユニーク。世界一のアウディには違いない。価格は4000万円以上。アウディ・A8 L エクステンディッド

そういうことって身のまわりの至るところで起こってはいるのだろうけれど、クルマの場合、最近、特に過激。その理由は、フェラーリやロールズ・ロイスといったトップ・オブ・ヒエラルキー商品が、以前よりも“よく見かける”ようになったことに加えて、過去(大昔のみならず数年前であっても)の特別なモデルへの評価が急上昇した結果、どうせ買うなら“特別”が得、と、世のお金持ちは考えた、もしくは、算盤を弾いたから。

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