――バイオジェット燃料への年間投資額は?
「支援企業の出資を除いて、2億円弱を考えています。ただ、上場調達資金+ヘルスケア事業で得た収益の中で、赤字にならない範囲内で研究開発を進めます。現在、JALとANAの2社が1年間に使っている9000億円の燃料の1割、つまり900億円分をミドリムシバイオジェット燃料として販売することが、エネルギー環境事業の最終目標です」
――本当にミドリムシでジェット機を飛ばせるのでしょうか。
「すでに既存のジェット燃料と同じミドリムシバイオジェット燃料の開発を実現しています。現在の課題は、コストダウンとミドリムシを数十兆という単位で培養する巨大プールの建設。今後はさらにミドリムシの選定を進めコストを減らし、メガプールを建設して18年度に事業化することを目指しています。その時は、一時的に膨大な投資が必要になりますので、赤字になることも想定せざるを得ないかもしれません」
バングラデシュでの強烈な体験
――そもそも出雲社長がユーグレナを起業しようと考えたきっかけは何だったのでしょうか。
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