「一流ホテルで朝食」が有益なこれだけの理由 実はそんなに値段が高いわけではない!

ハイクラスホテルを敬遠するのは、もったいないかもしれません(撮影:風間仁一郎)
一流ホテルは値段も高そうだし、自分にはあまり縁がない――そう思っていませんか?
確かに宿泊となると、行く機会は限られるかもしれません。でも、ホテルは宿泊するだけの場ではありません。ランチやお茶を楽しむラウンジやダイニング、それに優雅な雰囲気が味わえるバーなど、大人が「楽しむ場」でもあるのです。
チャールズ皇太子やオバマ大統領をはじめとする「世界のVIP」をもてなしてきた「ホテルオークラ」の元総支配人であり、『一流の品格をつくる ホテルオークラの流儀』の著者である石原直氏に、ハイクラスホテルの楽しみ方を教えてもらいます。
手軽に心のバケーションを取りたい時は
■その1:ハイクラスホテルで「朝食」を
長期の旅行ができない! でも、心のバケーションは取りたい……。
そんなあなたに覚えておいてほしいのは、少ない時間と予算でリッチな気分になれる簡単な方法、「ハイクラスホテルで朝食を摂る」ことです。
ホテルで朝ごはんというと「宿泊しなくては」と思いがちですが、決してそんなことはありません。宿泊している人と一緒に朝食を食べながら会話を楽しんだりすることもできますし、商談の場として忙しい相手をつかまえるいい機会でもあります。現にビジネスランチならぬ「ビジネスブレックファースト」を見かけることも多いのです。
しかし、ここでは自分自身のリラックスを目的に、一人か家族、友人との朝食を考えてみましょう。
和食にするか洋食にするか、まずは好みで選びましょう。「和朝食」は洋食に比べれば「おかずの選択肢」が少なく、主食を白いご飯かおかゆか選べるくらいでしょう。
ただ、ホテルの食事ですから、全国から取り寄せられた旬の食材や、貴重な食物を調理しますので、手間がかかっています。これは、家庭ではなかなかできないことでしょう。そこがホテルで和食を選ぶメリットです。
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