「一流ホテルで朝食」が有益なこれだけの理由 実はそんなに値段が高いわけではない!

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先日、テレビでソムリエの世界一を決める審査会を詳細に放送していました。

そのコンテストには客に扮した審査員にワインを勧めるテストがありました。そこでは普通のシャンパンと、値の張るビンテージもののシャンパン2本が用意されていました。

その審査で感心したのは、先に高い価格のビンテージシャンパンを勧めると減点になる点でした。これぞ正しいソムリエの有り方なのだと驚き、そして納得もしました。高いものとそうでないものがあれば、まず安いほうから勧める、要望があって初めてより高価なものへ移るのです。

ホテルも同じ姿勢です。ですから、ホテルでは、安心してワインを頼んでみてほしいと思うのです。

大事な時に失敗しないために

■その4:大切な食事は「事前に取材」しよう

大切な相手との食事、デートや接待でもそうですが、様子のわからない場所は使わないのがマナーです。

相手の希望もあるでしょうし、場所のわかりやすさや雰囲気などを考え、ホテルで食事をすることになったとしましょう。そういう場合は、できれば下見をすることをお勧めします。

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なにも食事をしてみる、ということではありません。スタッフに相談し、食事の目的を理解してもらい、いちばんふさわしい席を予約するのです。隅がいいのか、窓側か、奥か、個室か、どんな個室か、などです。そして事前にメニューを見ておくことです。相手の好みや苦手なものがわかっていればメニューに該当するものがあるのか、ないのか。予算の範囲内であればどんなものが食べられるのか、などについて事前に知っておけばよいでしょう。

いずれにせよ、自分自身がどぎまぎするような場面を避ける意味からも、重要な会合であれば、下見がおすすめです。場合によっては楽しいサプライズを仕掛けることを、スタッフと相談して行うこともできます。バースデーケーキなどは珍しくもありませんが、料理の一部に工夫を凝らしてもらうことも可能です。

以前、ゴルフでエージシュートを達成した先輩に、歳の数だけ丸い飾りを皿にしてもらったことがあり、大喜びされたこともあります。

このようにハイクラスホテルは皆さんの状況を聞いて、相談にものってくれるところなのです。大いに活用してみてください。

石原 直 国際観光学会会員

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いしはら ただし

立教大学経済学部卒業後ホテルオークラに入社。ホテルの情報システムの草分けとして活躍。システム開発室長として、他ホテルへシステムを販売するなど業界のシステム化に貢献する。取締役社長室長時代には都市ホテルとしては世界で始めてISO9001の認証取得を指揮。常務取締役・ホテルオークラ東京総支配人兼務、ホテルオークラ新潟社長、芝パークホテル社長・会長、藤田観光・副社長事業本部長、フォーシーズンズホテル東京総支配人を兼務する。この間15年にわたり立教大学社会学部、観光学部にて兼任講師、運輸省(現国土交通省)、経済産業省、エネルギー庁などで各種委員会委員を務める。
現在は、NPO法人観光情報流通機構理事長、国連CEFACT日本委員、目白大学、筑波学院大学で客員教授として、地方自治体の観光政策策定にかかわるなど、ホテル産業のみならず広く観光促進の分野で活躍中。国連CEFACT(貿易促進会議)では、アジアの国々と観光情報発信の標準化を促進する実証実験を行っている。国際観光学会会員。
著書に『ホテル旅館の情報システム』(中央経済社)、『接客サービスのマネジメント』 (日経文庫)などがある。
 

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