「一流ホテルで朝食」が有益なこれだけの理由 実はそんなに値段が高いわけではない!

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一方、洋食はメニューが豊富です。卵料理を選び、付け合わせの肉を選び、飲み物を選ぶ。これだけ選べるのはやはりホテルならではです。ですから、セットメニューではなく、できればアラカルトメニューの中から、好きなものを選びましょう。自分で選んだものですから、さらにおいしく感じられるでしょう。

さて、好きな料理を注文したらレストランの入り口に用意されている新聞を読むもよし、はたまた今日の仕事の段取り、ゆうべの反省をするなど、自由に時間を過ごしましょう。せっかくの時間ですから「朝の慌ただしさ」を持ち込まないようにしましょう。

朝食はホテルを見極めるのに役立ちます。そこには、そのホテルのサービスが凝縮されているからです。

「Bed and Breakfast」 という言葉がありますが、良いベッドと良い朝食があるのが良いホテルという意味です。だからホテルは朝食には必ず力を入れています。

ハイクラスホテルの朝食は安くはありませんが、高すぎるものでもありません。そこで供される確かな食材を使った食事と雰囲気、そして過ぎて行く時間を考えればリーズナブルといえましょう。それにオートミールにコーヒーだけでも、胃にも懐にもいいかもしれません。

また、ホテルで朝食を楽しむのであれば、「ダイニングルーム」を選ぶのもオススメです。昼や夜にはフォーマルレストランとして食事を出すダイニングルームですが、もちろん朝食も食べられます。そこで食べる朝食こそが、そのハイクラスホテルの特徴が最も感じられる朝食なのです。ゆったりと配置されたテーブル、きれいに磨かれた器や銀器、そしてリネンのナプキン……。これぞホテルという雰囲気を、ぜひ味わってください。

誰もが利用できるコーヒーショップを利用してみよう

■その2:コーヒーショップでホテルのクラス度を試す

ハイクラスホテルのコーヒーショップ(ラウンジ・カフェ)は、コーヒー一杯でも気楽に飲める場所です。そこにたどり着くには、車寄せの脇を通り、玄関でスタッフから出迎えを受け、豪華で落ち着いたロビーを通る必要があります。これに、気後れするかもしれません。しかし、目的はコーヒーショップですから、堂々と入店しましょう。

コーヒーショップの良さは第一にその気楽さにあります。誰もが利用でき、しかし営業時間は早朝から深夜までであることが多く、通常、ホテルの中でもわかりやすいところに位置しています。きょろきょろしたりスタッフに聞いたりしなくても、ロビーをぐるりと見渡せばだいたい視界に入ってきます。

それに明るさ。これは雰囲気のみならず物理的にも明るいということです。人と待ち合わせをする間に、本も読めるほどに明るいです。

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