「ウォッカ」の真実をどれだけ知っていますか

知っておきたい薀蓄100章

61. ポーランド同様にロシア支配下にあったフィンランドでも独自のウオツカ文化が育まれていく

フィンランドの氷河(写真:jamenpercy / PIXTA)

62. 白夜の国フィンランドは夏の日照時間が長く、太陽の光をたっぷり浴びた大麦がスムーズで繊細な味を生む

63. 「フィンランディア」は1932年に設立されたプリマルコ社が製造する大麦100%&天然氷河水のウオツカ

64. ボトルはフィンランドの人気デザイナーであるタピオ・ヴィルカラが〈氷河〉をイメージして製作した

65. スウェーデンでは15世紀後半からウオツカが製造されるが、当時は「ブレンヴィーン」と呼ばれていた

66. 初めてウオツカを名乗ったのは1958年に米国輸出用に製造された「エクスプローラー・ウオツカ」であった

67. 1979年に初めて世界に向けて販売された「アブソルート」は、スウェーデン産の小麦ウオツカ

68. 人気ウオツカに成長するが、実は100年前の1879年にラルフ・オルソン・スミスが生み出した酒であった

現在もお手軽で人気のスミノフ

69. 西欧でのウオツカの幕開けは1917年のロシア革命時、フランスに亡命したウラジミール・スミルノフに始まる

70. モスクワでウオツカ製造会社を営んでいた彼はパリで小工場を開き、ロシア国外で初めて製造販売を開始

71. 1933年このスミルノフの工場を、当時ロシアから米国に亡命していたルドルフ・クネットが訪問する

72. クネットは米国&カナダでの「スミノフ9・ウオツカ」の製造権と商標権を取得して帰国

73. 米国産ウオツカの製造を開始すると禁酒法解禁とともに広まり、米国は世界屈指のウオツカ消費国となる

74. 以来、最もポピュラーなウオツカとして現在も世界第1位の売り上げを誇るのが米国産「スミノフ」である

75. スミノフはクネットが製造・商標権を得た後、ヒューブライン社によって買収され現在も同社が製造・販売

76. アルコール度数40度・50度のほか、フレーバード・ウオツカやモスクワ製造の「ブラック」も人気だ

77. 農産物から得たエチル・アルコールを活性炭ろ過して官能刺激特性を除いたもの。とEUで規制されている

78. しかし米国では原料が穀物以外であっても条件を満たせばウオツカとして扱われている

79. その中にあって100%穀物由来の米国産ウオツカが「カムチャッカ」。全米市場では3位の売り上げを誇る

80. ケンタッキー州フランクフォート町で製造され、ピュアな切れ味を持つ

次ページカクテル・ベースとしてのウオツカ
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