女性はなぜ出世すべきなのか? 出世することの2つのメリット
出世できないのは、女性にも一因がある
女性が出世できないのは、社会構造の問題もありますが、女性のほうにも一因があるように思います。優秀で仕事ができるにもかかわらず、「別に偉くならなくてもいい」「出世したくない」と思っている人が多いからです。せっかく上司が昇進を打診してくれても、女性のほうで断ってしまうことも少なくありません。
出世したくない理由としては、いろいろなことが考えられるでしょう。たとえば以下のような理由があるのではないかと思います。
「家庭と仕事の両立は無理だと思う」
「下手に偉くなって、重い責任を負わされたくない」
「男性並みに働いて、おじさん化するのはゴメン」
「偉くなったりすると男性に敬遠されてモテなくなりそう」
「部下を育てたり、マネジメントしたりすることに自信がない」
「会社の中で変に目立ちたくない」
女性の社会進出先進国である米国でさえも、女性は自分の能力を過小評価しがちで、出世が遅れる傾向がある、とのことです。
でも私はあえて、「女性も出世を目指すべき」だと言いたい。これは男性も同じですが、企業の中で、自分のやりたいことをやりたいスタイルでやるには、ある程度上のポジションに就いたほうがいいからです。
それに私の周りの働く女性たちを見ていると、結婚や子育てと仕事を両立させている人はいくらでもいますし、会社で高い地位にいる女性はプロフェッショナリズムを究めておられますが、皆さん非常にチャーミングです。「出世したからといって、男性化しなくてはならないことはないんだな」と納得できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら