――「ストロベリーナイト」はスペシャルドラマの放映から始まっています。その後の連続ドラマ、映画という流れは最初から決まっていたのでしょうか?
最初から映画ありきで動いてたわけではありません。スペシャルを撮影している時は、「もしこのスペシャルがうまくいったら連ドラになるといいね」という話を内々でしていたくらいです。そして連ドラの撮影の時も「ゆくゆくは映画までいきたいね」と。スペシャルも連ドラも全力投球。もうこれで終わってもいいという気持ちでやっているうちに、いつの間にかここまで来ていたという感じです。
――連ドラの最終回に、映画化決定の告知がありました。平均視聴率15%と、ドラマが好調だったこともあると思うのですが、映画化が決定したのはどの段階だったのでしょうか?
連ドラが放映されている期間中に、正式に映画を作ることが決定しました。それはやはり、役者やプロデュースサイドも含めた皆さんの、何とかみんなで映画をやろう、という思いが強かったからだと思います。
殺害シーンは、オンエアできるギリギリの線
――グロテスクな描写がある姫川玲子シリーズですが、本作を映像化することには大変さがあったのでは?
殺害シーンは、テレビドラマとしても挑戦でした。被害者がものすごくグロテスクな殺され方をしますからね。連ドラの1話から真っ二つの死体が出てきますが、そういうものをテレビでオンエアできるのか。それでも何とかオンエアできるギリギリの線を考えて作ろう、という話になった。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら