──まずは、この薬は何のための薬ですか、と聞くことからですね。
そう、とにかく質問です。何となく引っ掛かったら必ず聞くことを習慣にする。なぜこの病名か、なぜこの診断か、なぜこの検査をするのか、なぜこの薬か、なぜ効かなかったのか。Why(なぜ)をつねに問う。自分が直面している事実を理解するためです。専門用語の羅列でわからないなら、わからないとハッキリと言う。なぜ?を重ねることで、自分の理解も深まっていく。医者にとっては、質問が気づきのきっかけにもなります。見落としや別の可能性に気づいて、より多くの選択肢が提示できるかもしれない。
それから診察時には必ずメモ帳とペンの持参を。一言断って会話を録音するのもいいし、誰かに付き添ってもらって話の受け手を増やすのもいい。医者とのコミュニケーションは真剣勝負。一言も漏らさず聞くぞという意気込みでいきましょう。疑問は放置せず、その場でも次回でもよいので、必ず聞くようにしてください。
話を理解できたかどうか確認するのにいちばんいい方法は、自分が受けた説明を他人に話すこと。聞かされた側が要領を得ないようなら、自分がちゃんと理解できていないってこと。次回受診時に、医者相手に話して反応を見る。僕の場合は大抵僕のほうから聞きますね。どう、ちゃんと理解してる?ちょっと話してみて、と。これは必ずやります。
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