メルケル独首相が訪中、「法の支配」訴える

外資参入障壁に懸念を表明

 6月13日、ドイツのメルケル首相は訪問先の北京で講演し、独立した司法制度の必要性を訴えたほか、外国企業に公平な条件を与えるべきだと主張した。写真は南京大学で講演する同首相。12日撮影(2016年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[北京 12日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は訪問先の北京で講演し、独立した司法制度の必要性を訴えたほか、外国企業に公平な条件を与えるべきだと主張した。

メルケル首相は12日に中国に到着した。メルケル首相の訪中は、就任以来で9回目を数えるが、今回は産業界や人権団体などから、より強硬な姿勢で中国と対峙するよう圧力がかかる中での訪問となった。

中国政府は人権団体や活動家の取り締まりを強化しているとされるほか、外国企業からは中国の市場参入規制に不満の声が上がっている。

メルケル首相は、学生に向けた講演で法の支配の重要性を説明。「これは、司法が政治から独立した形で法律や規則に基づいて決定するということであり、法の前では誰しも平等という意味だ」と述べた。

首相はまた「企業をめぐる司法についても、外国企業が地元企業と同じ権利や恩恵を享受できるようにしなければならない」と強調した。

*写真を差し替え再送します。

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