ヤフー流支援に集う、若き異才たち 「泥かき」だけが、僕らの仕事じゃない!

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ちなみに、NPO団体・フロンティア南相馬が被災地のネットショッピングを始めたきっかけはどうやら僕らしい。当時、泉谷しげるさんに振り回される仲間同士として仲良くなり、個人的に南相馬でランチを食べていたときのこと。彼らが自分たちの団体のオリジナルTシャツを着ていた。

「今着ているそのTシャツ、いいじゃん! ネットで売れば?」

何げなく言ったのだが、まさかそれによって、彼らが本格的なEC販売をもくろむとは……。 

彼らは昨年震災の緊急雇用などの助成金を使ってネット通販事業を立ち上げ、「全国の人、特に南相馬から避難している人たちに、南相馬のみんなが元気に頑張っていることを届けたい」という思いで生産者などに声をかけ、自分たちのTシャツ以外にも様々な産品を販売している。ああいう元気な若者が南相馬で元気で頑張っているのは、希望の光だと思う。

プロのクリエイターの、プロボノ魂

僕らの復興支援を語るにあたり、復興デパートメントのロゴをデザインしてくれたアートプロデューサー・前田博隆さんの話は欠かせない。

右がアートプロデューサーの前田博隆さん、左は復興デパートメント立ち上げで尽力してくれた阿部航さん(写真:平井慶祐)

前田さんの趣味はピザ作りで、被災地の仮設住宅で腕をふるい、喜んでもらおうと計画を進めていた。僕が被災地の生産者さん巡りをしようというとき、そんな彼の方から「一緒に連れてって、手伝わせてくれ」と言ってきてくれたのだ。

普段ピザを焼いているとき、酔っ払って顔に落書きをされるときなどは本当にアホなあんちゃんだけど、実は前田さんはやり手のクリエイターだ。須藤元気さん率いるWORLD ORDERのPVシリーズの企画や編集、さらにYUKI やMisiaといったアーティストのPV、PUMAやzoffなどの企業CMなども手がけている。

「ステッカーは、こんなデザインにしたらどうか」

「お涙頂戴でなくて、頑張っている人の姿を動画におさめて、それで伝えていこう」

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