中国、南シナ海めぐり「トラブルを恐れず」 

アジア安保会議が閉幕

 6月5日、中国軍の孫建国・連合参謀部副参謀長(写真)は、アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)の最終日に、南シナ海の領有権をめぐる問題で中国は「トラブルを恐れていない」と述べた(2016年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 5日 ロイター] - 中国軍の孫建国・連合参謀部副参謀長は、アジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)の最終日となる5日、南シナ海の領有権をめぐる問題で中国は「トラブルを恐れていない」と述べた。

孫氏は「われわれはトラブルを引き起こさないが、トラブルを恐れてはいない」と表明。南シナ海をめぐる仲裁裁判について「中国は仲裁結果の義務を負わないし、主権や安全保障上の利益に対するいかなる侵害も認めない。南シナ海に混乱をもたらす一部の国については意に介さない」と述べた。

カーター国防長官を含む米高官は4日、中国に対して国際的に孤立するリスクがあると警告するとともに、米国は向こう数十年間は引き続きアジアの安全保障の要になると表明した。

孫氏はこうした発言を念頭に、「われわれは過去や現在においても孤立していないし、将来も孤立はしない」と発言。「一部の人々や国々が依然として冷戦時代の考え方や先入観をもって中国をみていることを懸念している。彼らは心に壁をつくり、最終的に自らが孤立してしまうのではないか」と述べた。

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