(第10回)採用戦略が会社そのものを変えつつある【トランスコスモス】

--採用ブランド向上で特に力を入れたのは

就職支援イベント風景
 大型イベントへの参加と並行して、早期からたくさんの学生に対して就職支援を行うイベントに取り組みました。時代によって就職の環境がガラッと変わっていくなかで、どういう風に就活をやっていけばいいか、迷う学生がものすごくたくさんいます。そのような学生に適切な就職支援ができれば、クチコミ効果も含めてかなりインパクトがあると判断し、就職支援のコンテンツ作りにエネルギーを注ぎ込みました。
イベントに参加してよかったという言葉が必ずもらえるように、学生の満足度に注意しながら常に内容をブラッシュアップし、いろいろなコンテンツを独自に作り上げました。今では、就職支援イベントはかなりの数のラインナップになっています。これらが学生の間にトランスコスモスの採用ブランドを向上させる大きな力になっていると思います。

--女性の活用についてはいかがですか

 社内プロジェクトが発展した女性活躍推進課という組織をスタートさせます。これは経営層レベルで女性が活躍できる環境の整備ですね。同時に、結婚や出産後も働ける環境づくりの実現をテーマにした組織も女性をヘッドに置いて立ち上げることも予定しています。

--グローバル化への対応については

 弊社は東南アジアに積極的に進出しており、韓国・中国には弊社の関連会社を含めて、約5000名の社員がいます。数年前から、将来の国内人口の減少を想定し、日本で働く外国人の人数を増やしています。現在は、韓国人のエンジニアを中心に約350名くらいは日本国内で働いていますね。将来的には中国の方が増えていくでしょう。国内でも外国人の採用を積極的にやりつつ、現地での採用も並行して取り組んでいきます。

--障害者雇用促進法も改正されました

 当社も障害者雇用に力を入れています。聴覚及び視覚障害者のために創られた大学と議論を積み重ね、従来より採用している事務の支援の職域に加え、将来にわたって自立できるような職域として、web系のサービスでの採用に去年から取り組んでいます。障害者の人たちだけで仕事をするのではなく、健常者と一緒にやっていく、互いが認め合いながら生活できる環境を着実に整備したいと思います。
 
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