中居正広がベッキーの本音引き出した超話術 13日放送「金スマ」はまさに上司と部下の会話

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会話の前に感じたのは、他のメンバーを帰らせて1対1で話したこと。リラックスしやすい囲炉裏のある居間を選んだこと。圧迫感のある対面ではなく、斜めの角度(90度)に座ったことなど、話しやすくするための環境づくり。これこそが上司の配慮であり、とりわけ女性に対してはこのようなデリカシーある対応が求められます。

また、中居さんは最初に「ウソは言ってほしくない」という約束を求めつつ、「言えないことは話さなくていい」と逃げ道を与えました。刑事が容疑者を問い詰めるような厳しい言葉ばかりでは、なかなか心は開けません。中居さんのように、相手の立場や心境を尊重し、多少の逃げ道を提示できるのが優れた上司と言えます。

理解者であることを示す部分強調

中居 「ベッキーは何がつらかった? 何が苦しかったですか?」

ベッキー 「私は人を傷つけた側なんで、あまり言える立場じゃないんですけど……。『私はこんなふうに一人の女性を傷つけてしまったんだ』という罪の大きさと、私に届く厳しい声、正直つらいものがありました。当たり前だと思いつつ、でもつらいのもありましたし」

中居 「うん、うん」

ベッキー 「あと、多くの方々にご迷惑をおかけしたこと、多くの方々を悲しませてしまったこと、お仕事ができないこと。『こういう恋愛ができるのかな』と思い描いていたのと現実が違ったこと……(言葉に詰まる)」

中居 「(言い聞かせるように)ベッキーの気持ちはベッキーしか分からない。ベッキーの罪はベッキーの罪でしかないかもしれない」

ベッキー 「でも、それだけひどいことをしてしまったので……」

中居 「(間髪入れず)何がひどいことだったですか?」

ベッキー 「奥様がいる男性を好きになってしまって、その奥様を深く傷つけてしまいました。あとはお仕事関係者のみなさまや、応援してくれる方々も傷つけてしまいました」

中居 「傷つけてしまったのは一人かもしれないね。直接ね」

ベッキー 「そうですね」

ここでのポイントは、言葉に詰まりかけたベッキーさんに、「○○かもしれない」ときっかけになるようなひと言をかけたこと。ヒントを与えて考えさせることで言葉をうながすとともに、過度な緊張感を生む沈黙を避ける、絶妙な対応でした。

次ページ会話のテンポを上げていった
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