中居正広がベッキーの本音引き出した超話術 13日放送「金スマ」はまさに上司と部下の会話

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今回の放送は、一般企業にたとえると、「失敗してしまった社員から、理由や事情を聞き出し、社内外の理解を得るために謝罪や釈明をさせる」ようなもの。つまり、上司として、「失敗してしまった部下に、何をしてあげられるか?」という管理職としての器が試される局面なのです。

冒頭、中居さんはベタなダジャレを交えながら、明るくベッキーさんを迎え入れました。これは上司としての優しさであり、ベッキーさんは多少の緊張や不安がほぐれたはずです。

さらにもう一点、特筆すべきは、「頼むよ、レギュラーなんだから!スタメンなんだから!」と変わらぬ厚い信頼を伝えたこと。失敗してしまった人にとって「必要とされる」ことは何よりの救いであり、いの一番で味方であることを伝えられる上司は、部下からの信頼を集めるものです。

事前の約束と、多少の逃げ道

その後、番組は料理や食事シーンをはさんで、中居さんとベッキーさんが1対1で話すシーンに移りました。

中居 「ひさしぶりだね」

ベッキー 「ですね」

中居 「友達に『元気だった』っていうのもちょっと違うかもしれないけど、元気だった?」

ベッキー 「元気……(涙がにじみ、こらえるように)元気ではなかったです」

中居 「今日話すことは、ひとつだけ守ってほしいことは、ウソは言ってほしくない。でも、言えないことがあるのなら、正直にウソをつかずに『言えません、話せません』と答えてほしい。そのほうがいいような気がするんだよね。言えないことがあまりにもありすぎるような気がして」

ベッキー 「はい、わかりました」

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