「白馬に乗る」タイプと「白馬を待つ」タイプ あなたの女性部下の見分け方

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私の組織している、「営業部女子課」でも、そのような前向き女子が集まるので、男性がその場にいたら一歩引いてしまうほど超パワフルムード(この様子は追って、この連載でもリポートしたいと思います)。

一方で、「白馬を待つ」タイプも以前に増して根強く存在することも否めません。

「今はいいけど、これから家庭と仕事を両立するなんて大変。父も母も、そんな大変なこと、って心配するから、それなら子育てに専念したほうが子供のためですよね」(サービス企業・24歳女子)。

なるほど、親孝行世代である彼女たちの言うことも頷けます。なぜなら、親世代の典型的な団塊時代には、いわゆる「お父さんが稼いで、お母さんが家を守って」という明確な役割分担が切り分けられ、素直な若い女性たちはその親のアドバイスを忠実に守ろうとしているのですから。

「どうせ給料は上がらない。ならば、せめて子供が小さいうちは家庭に入ったほうが、保育費もかからないで済みますし」(通信系企業・30歳女子)

確かに働く女性人口は増える一方で、男女の賃金格差は縮まっておりません。OECD「雇用アウトルック2011」によれば、フルタイム従業員の男女賃金格差において女性の賃金は男性より約28%少なく、格差の大きさは韓国に次いで日本はOECD諸国内で2位となっています。

女性部下を見分ける5つの言葉

話は元に戻りますが、どちらのタイプが優劣ということではなく、大切なのは、そのタイプを的確に見分けて、適切な対応方法を取り、チームマネジメントを成功させていくことです。

では、その「見分け方」は、どのようなものがあるのでしょうか?

5つのヒントをご紹介します。

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