できる人は「○○さん、お疲れ様です」を省く 上に行く人はメールで「ズル」をする

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ただし、振り分けのルールを細かくし過ぎると逆に煩雑になるので注意してください。差出人、タイトルや本文の単語などを細かく設定すると、意図しない振り分けをされてしまい、重要メールを見るのが遅れたり、探すのに時間がかかったりします。

添付はドラッグ&ドロップで

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私がメールでよく使う機能は、「宛先を入力する」「ファイルを添付する」「メールを送信する」の3つです。

この3つの作業を徹底的に効率化して、「ちりも積もれば」で時間の短縮をしましょう。メールソフトは、会社によって違うものを使っていると思いますので、ここではできる限り汎用性の高い方法を紹介します。

メールの宛先は自動入力が便利。宛先を入力するときにアドレス帳を開いて、宛先とする人の名前をダブルクリックして設定するとかなり時間がかかります。最近のメールソフトのほとんどは、宛先入力ボックスで名前を何文字か入力すると補完機能が働き、半自動入力ができます。複数人宛や、CCなど宛先が多くなってくると、これをやるか・やらないかで時間の差が大きくなります。

ファイルを添付するときでも、いちいちメニューから添付を選択して、添付するファイルを選んでいると時間がかかってしまいます。ほとんどのメールソフトではファイルをドラッグ&ドロップするだけで簡単に添付できます。ブラウザで使うGmailでもこの方法は使えます。

メールを送信するときは、ショートカットキーを使って送信しましょう。たとえば、Gmail だと、[ Ctrl+Enter ]でメールが送信されます。私が仕事で使っているメールソフトであれば、[ Esc ]→[ Enter ]を押すことでメールが送信されます。マウスで送信ボタンを押す時間を短縮しましょう。

木部 智之 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社ディレクター

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きべ・ともゆき / Tomoyuki Kibe

横浜国立大学大学院環境情報学府工学研究科修了後、2002年に日本IBMに入社。数々の炎上プロジェクトの火を消し、エグゼクティブ・プロジェクト・マネージャーに。2018年よりパナソニックのソリューションビジネスの立ち上げに従事し、パナソニック コネクトのカンパニー役員を務めた。これまで、大小様々な組織やチームをリード。人材育成、リーダー育成にも力を入れており、社内外でビジネススキルやリーダーシップに関する研修やセミナーを実施。著書に、『入社1年目のビジネススキル大全』(三笠書房)、『プロジェクトのトラブル解決大全』(KADOKAWA)、『超速PC仕事術』(東洋経済新報社)など。

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