察するにとても真面目で一生懸命、責任感の強い方だと思われます。だからこそ会社から評価され、係長を任されるまでになったのでしょうね。
相談するときは「課題設定」を
心が折れそうなときに、厳しいことを言われるのはつらいかもしれませんが、あえて厳しい回答をさせてください。ごめんなさい、私にはあなたが私に何を求めて相談をしてくださっているのかわかりません。もし、「あなたも大変ねぇ、一緒に頑張りましょう」と言ってほしいのなら相談相手を間違えているし、具体的な事例や解決方法を一緒に考えてほしいのなら、せめてきちんと「課題設定」くらいして、論点を絞るくらいしてほしい。そんな感じで会社に何かを訴えても、「愚痴言われちゃった」くらいにしかとらえてもらえない気がします。
あなたが私に相談したいことって、以下のどれですか?
・働く上で子どもに対する罪悪感があるが、どう解消すべきか?
・第2子を持つことをあきらめてまで仕事を続けるべきか?
・上昇志向もないのに管理職にされ、辞退もできなかったのだが、これは退職勧奨か?
・管理職で、代替もいなさそうなので、時短社員にはなれない雰囲気だ。権利はあるか?
・業務量が多く休日出勤で帳尻を合わせている。どう改善すべきか?
・30代後半だが、年齢的なことや子どもがいることで転職にハンデがあるか?
・同僚に「いやなら辞めればいいのに」と陰口を叩かれているようだ。どのような態度を取るべきか?
あなたは、実はこのくらいたくさんのテーマについて、悩んでいるとおっしゃっていることになるんです。
いろいろなできない理由を並べて、「退職すべきなのでしょうか?」って、私にもまったくわかりません。そもそも、「働くことがマスト」で、転職に自信がないのであれば、今の状況を変えて、少しでも「やりにくさ」を解消していくしかないでしょう?
係長のお仕事をされていて管理職の立場だとすれば、「この人事、辞退したんだけど、却下されちゃったわ。これって辞めろってことなのかしら?」なんてぼやいているのを聞かれたら、そりゃ、「いやなら辞めたらいいのに!」と思う人だっているでしょう。しゃんとしましょう、しゃんと! そして冷静に解決したい事柄に優先順位をつけていくのです。
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