舛添都知事の「言い訳」が何ともマズい理由 法的に問題なくても都民の感情は納得しない
これは「納得」の問題だ。納得がいかないからマスコミや都民は騒いでいるのだ。そのために大切なのは、普段からの情報公開とブランディングである。たとえば、
というブランディングが普段できていれば、こんなに問題にならなかったと思う。一般の人からすると「東京都知事の仕事はこんなに大変」と知らない。その忙しさもわからない。一方でマイクロソフト創業者のビル・ゲイツさんは、社長になってからもエコノミークラスで移動していたという話もある。
「大変だから、ファーストクラスでもいい」と理解を得るほどまでに都民の感情を動かし、「都知事はファーストクラスに乗るべき」と「べき」を変えておく必要があった。これができていれば、都民も「知事は飛行機の中でも映画も見ず、飲酒もせず、仕事に明け暮れているので、せめてパソコンのコンセントのあるビジネスクラスは許される」「ホテルに帰ってからも数十人の来訪者があり、30分単位のミーティングが次々と深夜まで続くので、大きなスイートルームも必要なのだろう」と納得したはずだ。
会社社長も普段からブランディングが必要
それは、会社の社長でも一緒だ。
と社員が思うくらいでなければならない。
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