同じ頭のよさでも、成功する人とそうでない人が存在します。そしてその違いは、ずばり頭のよさに行動力が伴うか否か、です。学生さんの間では一般的に「頭がよい」というと学業において成績優秀という意味で使われるかと思いますが、社会に出るとその定義は「仕事ができる」とイコールになります。
つまりどんなに知識があっても、どんなにすごい大学を出ていようと、それらが行動につながり、仕事において結果を出さないと評価されないということです。
自分でセルフイメージを固めている
さて、渋谷さんのケース。冒頭で「イメージ」がキーワードであると言いましたが、おそらくご自身の「実体験」に基づかずに、頭でいろいろと考えてしまっているのではないでしょうか。「言いわけばかりでダメな人間」も、渋谷さんが想像する「おそらく周りからの自分への評価もこうであろう」というイメージです。
つまり、渋谷さんの文章を拝見すると、多くが事実に基づく検証ではなく、「自分が周りからこう見られているであろう」という想像から、ご自身のセルフイメージを固めてしまっているようです。これはもったいない。
若い頃に自信を持てないのは、ある意味当たり前のことです。なぜなら、経験がないからです。逆を言えば、自信を持ちたければ経験を積むしかありません。そして経験を積むための第一歩を踏み出すには、自分自身に対するセルフイメージを高めることが大切です。
どんなに怠け者だとしても、どんなに自信がないとしても、キチンと大学まで行かれていますよね。仮にご自身は「根拠がなく」自信がないとしても、大学まで行ったという事実は根拠のある実績です。そして実績は誰にも否定できない価値です。
仕事に対する恐怖も同様で、イメージから生まれる恐怖であり、「見えないものに対する恐怖」以上でも以下でもありません。
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