日本流ファストフード!「みそまる」の威力 疲れが取れ、体調がよくなる人も
そのポイントをズバリ解決してくれるのが「みそまる」だ。作り方は至って簡単。赤・白・合わせみそなど好みのみそに、だしの素としてかつお節やいりこの粉末を加え、具材を混ぜるだけ。それを手の平でコロコロと丸めれば出来上がり。一度にたくさん作り、ラップで包んで、冷凍保存すれば、1カ月ももつので便利。飲みたいときは、お椀やカップに入れてお湯を注げばみそ汁の完成だ。
「みそに興味を持って、もっと手軽に飲んでほしいと考えて、戦国時代の武将が携帯保存食としていた“みそ玉”を、ネーミングも新たにかわいく現代風にアレンジしました。『みそまる』を溶かして飲めば、心もまあるく穏やかに。そして世界の人々がまあるく繋がり笑顔になれたら、そんな思いを込めています」
チーズやキムチ、カレー粉まで、楽しみ方は無限!
忙しい朝、二日酔いや疲れ気味のとき、アウトドアにと「みそまる」の汎用性は高い。何種類か作っておけば、家族で個々に好みのみそ汁を楽しむこともできる。
具の定番は、ワカメや小松菜、揚げ玉、油揚げなど、3種以上を混ぜるのがよいそう。ネギや青じそ、生姜などの薬味、近年流行りの干し野菜も合う。「具材は乾燥品がオススメですが、生のものでも作れます。その場合は、できるだけ水分を取ってから加えてください」
また、ドライトマトやピザ用チーズなどの洋風素材、たくあんやキムチなどの漬物、ちくわやウズラの卵(水煮)なども刻んで入れることができる。ベースとなるみそに豆板醤やカレー粉、マヨネーズを加えれば、風味がさらに変化。食べるときに、大根おろしやミニトマトを加えてもいい。楽しみ方は無限だ。
ミソガールはさらに思いを膨らませ、「みそまる」を進化させていく。子どもと大人が一緒にみそを丸める“みそまるワークショップ”イベントも各地で開催中。「海苔を目や口の形に切って『みそまる』にデコレーションすると、子どもたちも笑顔になり興味を持ってくれます。みそと触れ合い、楽しむ機会をどんどん増やしていきたいです」
「みそまる」作りは、ハマると止まらないようである。定番や具材アレンジをこなしたら、次なるは上級テクニック。その一部を紹介しよう。
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